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3月〜5月のリードお取り扱いについて

更新日:7月27日

2月末までは気温は10°C未満で湿度も20%を切る大変乾燥した日が続きますが、3月に入り1週間もすると気温は20°C近く、湿度も40%を超えて来ます。ほんの1〜2週間前と比べて気温も湿度も倍になるため、リードの様子も変わってきます。

ただ3〜5月は気候が日替わり・週替わりで変化するため、湿度が50%まで上がったかと思えばゴールデンウィークなどにはカラッと晴れて再び乾燥したりと、不安定な時期でもあります。そのため基本の「水に一瞬浸けて、リードケースで10分置く」ではまだ硬くて振動しない日も多いため、冬と同じく「リードが硬いまま吹かない」よう気をつけることが大切です。


リードは水を吸いすぎると「重くなって」振動しませんが、乾いて水気の足りない状態では「硬すぎて」振動しません。心地よい演奏のためにはリードが適度に水気を含み、程よく柔らかくなっていることが重要です。少し準備に時間はかかりますが、この時期は以下のやり方をお勧めします。


【おすすめのやり方】

①リードの削ってある部分を水に一瞬浸け、軽く水気を切ってすぐにリードケースに戻し、リード表面の水気をリードが吸い込んで無くなるまでそのまま置きます。この時期は平均20分程度ですがその日の気候や場所により前後しますので、リード表面の水気を見て判断して下さい。


②リード表面についた水気が少なくなったら、開きをチェックします。下の写真のような程よい開きで、浅くくわえて優しくクリアなタンギングで発音出来るものは、そのまま演奏してOKです。

完全に乾いてしまうと発音出来ませんので、リード表面が乾き切る直前にチェックするのがコツです。乾き切ってしまった場合は先端をもう一度ちょんと水に浸けてやるか、口の中で30秒ほど湿らせてやります。



③開きが大きくて振動しないもの(まだ硬すぎ)、または逆に開きがなくなってぺたんとしてしまったもの(柔らかくなりすぎ)は、もう一度削ってある部分に水をつけてから、再びリードケースで適切な開きになるまで数分待ちましょう。


④それでも開きが大きなものは、指でリード先端を潰して開きを狭くしましょう。

*リードの表裏がずれないよう、気をつけながらキューっと潰します。


この時期のリードは心地よく振動する開き・柔らかさになるまでまだまだ時間がかかるため、「硬いまま」「開きの大きいまま」吹かないことが大切です。あらかじめ練習開始の30分くらい前にリードをちょんと一瞬水に浸け、リードケースで置いておくといいでしょう。




【お急ぎの場合】

①リードの削ってある部分を水に一瞬浸けてすぐにリードケースに戻し、開きを見ながら10分ほど待ちます。


②下の写真くらいに開きが落ち着いて来たら、リードを演奏時よりも浅く、先端の薄い部分(ティップ)のみを唇の先にくわえてタンギングをしてみて下さい。軽くクリアに発音出来るものは演奏の準備OKです!

*発音が重いもの、開きの大きいものは③へ。

③開きが大きくて(またはリードが硬くて)発音しにくい場合は、指でリード先端を潰して開きを狭く調整して下さい。

*表裏がずれないよう注意して潰します。

*リードが乾いた状態で潰すと割れます!必ず①②をやった後にして下さい。



①〜③をやっても硬くて振動しにくい時は【おすすめのやり方】をお試し下さい!

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