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低気圧のリードへの影響(まとめ)

12月は気圧が1020〜1030hPaと高気圧が支配していますが、今日は久しぶりに1000hPaを切ろうかという低気圧日でした!これは梅雨〜夏場の毎日の気圧と同じレベルです。夏場の【低気圧・高湿度】のリードへの影響についてはこちらの記事で紹介しましたが、とても珍しく貴重な【低気圧・低湿度】の日にはどうなるのかを紐解くと、気圧や湿度・気温とリードとの関係がハッキリと見えて来ました。


結果から言うと、低気圧・低湿度ではリードは「水を吸いやすく、乾きやすい」でした!


以前の記事(→こちら)で書いた通り、

リードが水を吸う速さには、気圧が影響する。

→低気圧の日・時期は、高気圧時の何倍も水を吸い込みやすい

リードが乾く速さには、気温と湿度(飽和水蒸気量)が影響する。

→湿度が高く気温が低いとリードはなかなか乾かず、逆に湿度が低く気温が高い時に一番乾きやすい


にピッタリ合致するものでした。


12月は基本的に毎日高気圧のためリードは水の吸い込みが遅く、密度の高い「いい材」を使ったリードほど演奏前の準備に時間がかかります。弊社リードの場合、今の時期はリードの削ってある部分を1〜2秒水に浸け、軽く水を切りリードケースに戻して15〜30分放置してゆっくりと馴染ませる必要があるのですが、なんと今日は30秒ちょい口の中で湿らせてやるだけで普通に吹ける状態になりました!


予想はしていましたが、気圧の影響でここまで差が出るのは驚きでした。冬で空気が乾燥しているのでリードは夜の間にすっかり乾いているため、湿度の高い梅雨〜夏場よりは少し時間がかかるようですが、それでも「水を吸い込む速さ」はちょっとびっくりするレベルで普段と違いました。


気圧の低い時は湿度も高いことが多く(台風の日や高原など)、気圧を湿度から切り離して体感する機会は一年を通してもなかなかないので、今日はとても貴重な経験が出来ました。

湿度に関係なく、【気圧の低い日は水の与えすぎに注意する】(しかも15分→30秒に短縮出来るレベル!)。これに尽きると思います!。



この1〜2年はリードと気圧/湿度・気温の関係性について色々研究して来ましたが、自分なりに納得が行きましたのでこれでひと段落。結論としては【リードは気候(気圧/湿度・気温)変化の影響を大きく受けるが、材の質が高ければ影響は最小限で済む】です。「結局、最後は材だな!!」ということで、今後は密度の高い「いい材」を選ぶことに尽力して行きたいと思います。


最後に、過去の気候関係の関連記事をリンクしておきます。よかったら参考にご覧下さい。


リードを水に浸ける時間についての考察

気温と湿度、気圧がリードに与える影響について

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